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2007年のラテン・グラミー賞ノミネート作品

第8回ラテングラミーのノミネート作品が発表された。今回の最優秀フラメンコアルバム賞には、他ジャンルの音楽と融合したミクスチャー・フラメンコとでもいうような作品が選ばれている。


アスル」 カリマ
元オホス・デ・ブルッホのフアンルーの新しいグループの作品。オホス・デ・ブルッホと方向性は近いのだが、すこし落ち着いたサウンドになっている。

シンフォニア・フラメンカ」 フアン・カルモナ
オーケストラとの競演といえば、ビセンテ・アミーゴもやったことがあるが、それよりも上手にやっている。オーケストラは昔の映画音楽のように大仰に東洋的な雰囲気を出していて、それがフアン・カルモナのフラメンコギターにはよく合っている。

テチャリ」 オホス・デ・ブルッホ
ヒップホップ的な手法を導入して驚かせた前作よりさらにミクスチャの度合いが増してフラメンコ色はやや薄くなったところもあるものの、センスがいいし、ラテン系のバンドに良くあることだが演奏技術が高度でリズムが正確なため、すばらしいサウンドに仕上がっている。

ティエラ・デ・カルマ」 ミゲル・ポベーダ
バックはギターとパーカッションしかないというシンプルな構成なので、今回ノミネートされたアルバムの中にあっては純粋なフラメンコのように聞こえてしまうが、ギターのフアン・カルロス・ロメロはジャズ的なフレージングを使いながらおしゃれに伴奏している。

カル」 ソン・デ・ラ・フロンテーラ
モロン・デ・ラ・フロンテーラのグループがキューバ音楽を取り入れたフラメンコをやっている。ただし、グループ名から連想されるような前衛的なソンを演奏しているのではなく、トレスを使ってまったりと演奏しているのでリラックスして楽しむことができるだろう。


そのほかにも、2000年のラテン・グラミー賞の最優秀ラテンジャズアルバム賞作品の続編であるトマティートとミシェル・カミロの「スペイン・アゲイン」が最優秀ラテンジャズアルバム賞にノミネートされている。

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