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2008年のラテン・グラミー賞ノミネート作品

第9回ラテングラミーのノミネート作品が発表された。今回の最優秀フラメンコアルバム賞部門では、故人を含めて古くから活躍するアーティストたちが健闘している。これは余談になるが気になったので書いておくと、例年になくアマゾンでのノミネート作品の取扱いが少ない。


リオ・デ・ロス・カナステロス」 ディエゴ・アマドール
マルチプレーヤーであるディエゴ・アマドール“エル・チューリ”は楽器だけでなくスタイルもいろいろ器用にこなせるようで、今回はジャジィで洗練されたサウンドながらもフラメンコの雰囲気たっぷりのアルバムを作った。晩年のカマロンそっくりの声で歌われるカンテもすばらしい。

レエンクエントロ」 カマロン
発掘された未発表録音で第一回ラテングラミー賞の最優秀フラメンコアルバム賞を受賞したカマロン。ふたたび未発表録音を集めたアルバムがノミネートされた。ストリングスなどが重ねられたりしている。

レクエルドス」 エスペランサ・フェルナンデス
心地よいハスキー・ボイスの女性歌手がシンプルなアレンジに乗せてクールにカンテ・フラメンコを歌っている。淡々としていながらも力強い声はファルーカを歌っても情緒過多にならず、歌謡曲の臭いがしない。

ウナ・ギターラ・エン・グラナダ」 フアン・アビチュエラ
名門アビチュエラ家のベテラン・ギタリストのアルバム。ホセ・メネセ、ポティート、チャノ・ロバート、ランカピーノといったスター歌手たちが参加していて、すべてのトラックでカンテが聴ける。

メタフォラ」 ローレ・モントージャ
ローレ・イ・マヌエルのローレ・モントージャが相変わらずの声で歌謡曲風のフラメンコを歌う。ビセンテ・アミーゴが1曲ブレリアで参加している。


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