ドン・E・ポーレンのフラメンコ解説書
便利にまとまったフラメンコ解説書として広く読まれていた現代ギター増刊号、ドン・E・ポーレンの「フラメンコの芸術」が数年の品切れになっていた期間を経て復刻している。フエルガ(フィエスタ)のすばらしさをこれほどの説得力を持って書かれた本はないという理由で、フラメンコについて書かれたもっとも読まれるべき本といえる。
この本の効能のひとつに、すべての読者に商業的フラメンコを軽蔑するすべを与えるというものがある。一度読めば誰でもほとんどのフラメンコを馬鹿にできるようになるのだ。だが、我々に必要なのはそんなくだらないことではない。ドン・E・ポーレンのようにフラメンコについて熱く語り、伝達することだ。
「フラメンコの芸術」には主役といっても過言ではない人物が存在する。モロンのギタリスト、ディエゴ・デル・ガストールだ。彼のスタイルは秘教のようなイメージによって彩られている。ところが、楽譜が出版されたので、もう誰でも弾くことができるのだ。
この「Diego del Gastor, estudio de estilo」はディエゴのファルセータやその断片を集めたCDとそのコピー譜だ。TAB譜も付いている。
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